印鑑

工芸品製作の千々松さん、
震災後の仕事再開は印鑑製作からだったそうです。

<<り災証明書の取得>>に印鑑が必要でした。

多くの方が家財を失った状況なので
災害証明には拇印も有効だったとは思いますが、
何の手続きをするにも印鑑が必要な日本。
なにか手に入れるときも、
なにか失ったときも
常に必要な物です。

千々松さんは印鑑彫刻の修行も積まれ、
手彫りにて製作して頂けます。
鯨歯素材はもちろん、
黒水牛、オランダ水牛などの印材も扱われています。

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花火

仙台出身ですが、今年初めて知りました。
寄付金によって打ち上げられるそうです。
(画像クリックでサイトにリンクします)

LIGHT UP NIPPON


復興への道のりを懸命に歩んでいる方々に笑顔を、
そしてたくさんの犠牲者への少し早い迎え火となって
ご家族と長く過ごすことができますように。

お酒好きの方は寄付金付きのHanabeerでも支援できます。
私はこっち…かな☆

necklace


working motherの友人へのネックレス。
40cmー45cm 2段階アジャスター仕様にしました。
鯨歯とK14ゴールドフィルド(総重量の5%以上にあたる14金を
肌に触れる表面層に熱圧着したもの)を組み合わせて
カジュアルにも、プチフォーマルにもつけて頂けます。

子育てに仕事に忙しい毎日のはずなのに
お洒落にも気を配る友人。
見習いたいし、応援してます☆

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工程

原歯からアクセサリーになるまで
簡単にご紹介します。

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原歯の大きさは様々です。
体長によって異なるのだそうです。
色も様々で、白色の強いものやあめ色がかったもの。
あめ色がかったものは、元々なのか、30年近い年月によって
変化したものなのかは職人さんにもわからないそう。
適宜に切り出します。

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棒やすりやサンドペーパーで成形・研磨し

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リューターのバフで磨きあげて
完成します。


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硬い材質なので加工は大変ですが、
仕上がりのきれいな艶を見ると
また次の製作にとりかかる力が湧いてきます☆


抹香鯨

∞ 抹香鯨 ∞

ハクジラ類の中で最大の大きさで全長約20m、
歯のある動物では世界最大、巨大な頭部形状が特徴です。
寿命は約70歳と言われています。
下顎に20-26対の円錐形の歯を有しており、
それぞれの歯は約1kgもの重量を持っています。

生涯の大半を深海2000m付近で過ごし、
主な食性はヤリイカやダイオウイカなどのイカ類。
スケソウダラやメヌケ、フリソデウオ科やツノザ科など
大型深海魚類も餌とします。
歯が硬くて丈夫なことに納得です。


∞ 名前の由来 ∞

中世7世紀頃のアラビアで香料として使用された
龍涎香(りゅうぜんこう)という品があります。
龍涎香は、ヨーロッパ、中国など西東洋を問わず
皇帝・王族・貴族層から香料・医薬・媚薬として珍重されました。

この香料の正体は
マッコウクジラの腸内でごくまれに形成されることがあり、
自然に排泄されることもあった結石でした。
このマッコウクジラの龍涎香が抹香(まっこう)に似た香りを持つことから、
近代日本の博物学で中国語名「抹香鯨」にならって
「抹香(のような龍涎香を体内に持つ)鯨」との意味合いで呼ばれ、
そのまま生物学名として定着したそうです。


∞ 抹香 ∞

香料を細かい粉末状にした香です。
古くは沈香・栴檀(せんだん)・白檀・丁子(ちょうじ)などを
適宜まぜ合わせて作り、仏像や塔に散布したりしていました。
現在では、シキミの葉と皮を用いて焼香と同じく供香として仏前で燻らせるほか、
焼香の火種としても使われます。
また長時間焚き続ける時香盤(じこうばん)にも使われます。


以上、抹香鯨についての軽いうんちく話でした。
カタカナ表記に馴染みがありましたが、
漢字になるといっきにオリエンタルな雰囲気に変わりますね。
オリエンタルデザインのアクセサリーもいいかも☆(^^)

ちなみにクジラは、様々な進化を経て
3千万年前には今の姿となり、大海原を泳いでいたそうです。





鯨歯工芸


かつて全国有数の捕鯨基地として栄えた
宮城県石巻市鮎川浜特産の工芸品です。
判子製作、彫刻を施した置物品、
ブローチ・帯留め・ペンダント・イヤリングなどのアクセサリー品などがあります。

千々松商店さん(代表:千々松正行さん)は、
佐賀県唐津出身の祖父が牡鹿半島鮎川に移住、
昭和3年創業で現在の正行さんが三代目です。
素材は抹香(マッコウ)クジラの歯ですが、
1988年の商業捕鯨の停止に伴い、材料入手も停止、
先代時に仕入れた在庫を使い製作を続けてきました。

2011年の東日本大震災。
10m近い津波によって住居兼店舗が流され、
貴重な材料の約6割も失いましたが、
仮設住宅で生活をしながら仮設店舗おしかのれん街で
営業を続けていらっしゃいます。

あの津波に打ち勝って残った鯨歯、
生命力の強さを感じます。

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鯨歯アクセサリー


“げいし”と読みます。
J.iでは鯨歯のアクセサリーを製作しています。
初めて聞いた方へご紹介です。

*****************************************
鯨は昔より別名“勇魚(いさな)”と言われ、
大きくて勇ましく、
大変長命で幸福をもたらすとされる
縁起の良い動物です。

鯨歯は乳白色で歯によって木目のような紋様が違い、
上品な色合いと艶がとても綺麗です。
経年によりあめ色の風合いに変化していきます。
質は硬くて丈夫で印材にも使用されていますが
1988年の商業捕鯨停止に伴い鯨歯の流通も停止、
現在では希少価値の高い高級品として取り扱われています。
天然物のため同じ物が存在しない一点物です。
  
J.iで使用している抹香(マッコウ)鯨の歯は、
工芸品製作の千々松商店さん(宮城県石巻市鮎川)保有の、
商業捕鯨停止以前の貴重な在庫より購入させて頂いてます。
*鯨歯工芸については次の記事で

金属部分にはゴールドフィルドやK10を使用し、
鯨歯原歯からの切り出し・削り・研磨まで
ひとつひとつ手作業で製作しています。
工芸品とは趣の異なる新しい魅力を
引き出していきたいと思ってます。


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ごあいさつ


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宮城県石巻市鮎川浜(牡鹿半島)の特産品である
“鯨歯”をメイン材料にアクセサリーを製作してます。

材料は商業捕鯨が行われていた当時の、
さらに2011年の津波を乗り越えた残り少ない貴重な在庫を
鯨歯工芸職人さんより分けて頂いています。

私の品によって鯨歯のこと、工芸品のこと、
牡鹿半島のこと、宮城のこと、東北のことを
知って頂くきっかけになればと思います。

アクセサリーに纏わることや、
日々のできごとを綴ります。
ご愛顧ください。

J.i
e-mail:info@jewel-ipp.com

☆e-mail:info@jijewel.com (2016.2.1~)

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